伊香保関所跡


伊香保温泉は、万葉の頃から名が知られ、全国津々浦々から来訪者がありました。
武田氏が上州を制覇し、温泉街として都市計画を行い、江戸時代に入ると伊香保への湯治が流行します。
また、水澤寺が坂東十六番札所になり、巡礼者が湯治に来るという事もあり伊香保への来客が増加しました。
また、榛名神社詣での客も伊香保に立ち寄る事が多かったと思われます。

伊香保は室町以前は伊香保神社の所領であったものの、戦国時代は関東管領、長野氏、武田氏等が領していました。
江戸時代に入ると最初は白井藩の管理下でしたが、やがて天領になり岩鼻代官所が管理します。
その際、上記のとおり多数の来客の中で氏素性のわからぬ人がたくさん集まる事を良しとしなかった幕府は関所を設けました。

 外観
町内周遊バス停からすぐ近くです。
 関所の再現箇所

歴史系観光地必須の「例のアレ」が男女別でありますね(笑)
 内部には左記のような資料が何点か展示されています。

ライティングの問題で写真がおかしくなってすいませんw
 「こんなにあったんだ」と思わせる上州の関所一覧

写真がボケててゴメンナサイ

場所はこちら
ハワイ王国公使別邸のすぐ向かいにあります。
両方とも石段散策の前か後に見るのが楽ですかね。



関所といっても、碓氷や猿ヶ京のような主街道にある規模の大きいものではなく、口留番所クラスだったようです。
紹介サイトでは「口留番所」と書く箇所も多くあります。
拝館は無料で内部には資料や、江戸時代の部屋等が再現されています

関連ホームページはこちら
伊香保温泉観光協会


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