水澤寺


山号は五徳山で「推古・持統朝期の勅願」で建立とされていますが、まぁ、両朝の期間も開いているので、よくわかりません。
扁額は推古天皇の御宸筆で、坂東三十三番札の中の十六番目にあたり、開基は高麗の恵灌僧正とのこと。
本尊は伊香保姫伝説に由来する十一面千手観世音菩薩。
本堂の脇に鎮座する六角堂は天明七年(西暦1787年/皇紀2447年)に作られたもので堂の内部に回転する六地蔵尊を祀ってある全国的にみても珍しいものだそうです。
江戸へ三十六里、日光へ三十六里、善光寺へ三十六里の位置にある水澤寺は、霊験があるとされ上野の国司の菩提寺にもなっています。

駐車場から入る入り口にある案内碑です。
五徳山水澤寺本堂です。徳川家からも代々参拝があったようで、三つ葉葵の紋があったりもします。
本堂の脇にある六角二重塔で、群馬県の指定文化財となっております。
輪蔵になっており、左に三度まわす事で「真心の供養」ができるようです。真心の供養って・・・
本堂の脇の急傾斜な階段を上ると鎮座している飯綱大権現社です。

地元では「水澤観音」と親しまれております。
また、渋川市方向に下る県道を進むと「日本三大うどん」のひとつである「水澤うどん」を出す店が並んでいます。

公式ホームページはこちら↓
http://www.city.ota.gunma.jp/sangyou-kankou/kankou-tokusan/ojima02.html


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