真政の渡し跡


前橋市の小相木町界隈に唐突に現れる史跡です。
普通に歩いているだけではなかなか気付かない可能性高し・・・

まぁ、小生も見つけたのはほぼ偶然なのです。
以前、通った時に何か目新しい碑があるというのは分かっていたのですが。

「真政の渡し」または「実正の渡し」
おそらく「さねまさ」と読むのだと思います。

碑文には
「あずま道・高崎、前橋をつなぐ利根川の渡し、明治三年船橋ができ廃止された」
とだけ記してあります。

 県道13号の利根川側に
ひっそりと佇む案内碑

気付かないまま通り過ぎそう・・・
 碑の右側面には真政の渡しに関する説明書きがあります。
明治三年時点でも「船橋」だったというのも時代を感じさせますね。

 上の写真の碑から300mほど歩くと利根川が見えてきます。

利根川サイクリングロードがあります。
春は桜がたくさん見れるようです。
 おそらく、この付近に渡しがあったんだと思いますが、詳細は何とも。

現在では南部大橋によって利根川を渡れるポイントであります。

中州等があり、渡り易そうな場所ではありますけど。
 サイクリングロード脇にある弓道場の中に渡しがあった事を示す碑がありました

中々見つけにくいかもw

現在は前橋市ですが、昭和29年の合併前は「群馬郡東村」である地域でした。
現在、旧東村地区の史跡名所を元に作られている「あずまかるた」に札として採用されているようです。

「さ:真政の渡しも 今は南部大橋」

大利根サイクリングロードにひっそりと佇んでいますが、
地域の方々には昔の名残を感じさせる史跡なのでしょうかね。

場所はこちら。

国道17号から前橋市道西部環状線に入り、小相木町の交差点を右折してすぐのところに
一番上の写真にある碑が設置されています。

関連サイトは・・・捜索中(^^;
前橋市のサイトの南部大橋の箇所にさりげなく記されています。
前橋市役所サイト「自転車で行こう!"橋のある街"前橋コース」



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