二宮赤城神社


富士見町の赤城神社は赤城山の山頂付近にあり、三夜沢町の赤城神社は南麓にあります。

祭神は大己貴命と豊城入彦命となっています。
この辺は他の赤城神社と同じですね。
結局のところ「どれが赤城神社の本宮か」という点には明確な結論は出ておらず、現在に至る・・・と

富士見と三夜沢の争いはそれぞれの項目で書いていますが、二宮赤城と三夜沢赤城は現在でも神事において神輿の渡御があります。
奥宮と里宮のような関係でしょうかね。

上毛一之宮に関するくだりの話を三夜沢赤城神社の項で触れました。
赤城神社は上州二之宮であることは確定なのですが、社号に「二宮」とわざわざつけているのは、三つの赤城神社のうちでもここだけです。
別の見方をすれば、この二宮赤城神社が一番親しまれていたのかもしれませんね。
(まぁ、赤城山の上までいくよりはここをお参りする方が楽なのは当然ですが・・・)

当社にある「納曽利面」という舞いに使うお面が県指定文化財になっています。
そのほか、梵鐘や宝塔等が前橋市指定文化財となっています。

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 鳥居と社碑です。
御神体である赤城山を背にしております。
 乃木希典揮毫による日露戦役記念碑がありました。
 水は流れていませんが神代橋。
奥に見えるのが随神門です。
 神社の由来が書かれている説明板。
現地では何とか判読できましたが・・・

かすれ過ぎていて写真ではなんとも。
 本殿
 市指定文化財の宝塔
赤城神社周辺には多数確認されているそうです。

こちらは南北朝時代のものとか。
 周辺の文化財に関する説明板

 二宮赤城神社の周辺には堀と土塁が確認されているそうで、中世の社地構造として環濠遺構が確認できるそうです。
 境内の風景

神楽殿が見えます。
 市指定文化財の梵鐘


場所はこちら。
国道50号から行く場合は信号のある交差点ではないので、入る場所を見落としそうになります。

駐車場は併設している公民館のものをお借りしました。



関連サイトは・・・捜索中(^^;


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