前橋東照宮


「東照宮」と称する神社は日本全国に現在では130社ほど残っているそうです。
当然、その名のとおり徳川家康を神(東照大権現)として祭ってあるものです。
江戸時代以降に御三家や松平家等が盛んに領地等に勧請したようで、全国に広まったそうです。

前橋東照宮は江戸時代の中頃に越前松平家が姫路城より前橋城に転封となった際に、姫路から一緒にお運びした事に始まるようです。

ただ、前橋城は利根川に隣接しており、河川による侵食は城を崩し、前橋城にいた松平氏は後年に川越城に移転します。
この時には前橋東照宮も一緒に川越まで向かったそうです。
その後幕末になり前橋城復興となり松平氏とともに東照宮は再び前橋の地に遷座し現在に至るとのこと。

現在、前橋城は群馬県庁となり、県庁の横にある前橋公園内に前橋東照宮として市民・県民の尊崇を受けております。

後半のリンク先にもありますが、前橋城が河川の浸食という悲運にあった由縁には「長壁様」に無礼を働いた事によるそうです・・・
詳細は下記リンクを参照ください。

 群馬県庁から程近い前橋公園。この一角に前橋東照宮があります。
 前橋東照宮遠景。社殿自体は明治に再建されたものとのことですが、落ち着いて荘厳な雰囲気がかもし出されています。
 ご祭神は、徳川家康の他、菅原道真、瓊々杵尊、木之花咲耶比賣命、火雷神とのこと。祭神のとおり学業成就や安産祈願等もこの神社は霊験があるようです。
 社殿です。この奥の本殿に姫路より運んだ「長壁様」が鎮座しているとのこと。
 境内にあった護国神社。群馬の護国神社は高崎市にあるのですが、そこから勧請したのでしょうか?
 裏手にあった小宮です。恐らくお稲荷様だと思われます。
 他、前橋公園の見所として、群馬県の形を模した「さちの池」というものがあるのですが、公園内からの眺望ではよくわかりません・・・
 で、「さちの池」について、群馬県庁展望室から写真を撮ってみました。
確かに群馬の形でした!

ところで、前述しました長壁様ですが、その霊力はすさまじいようです。
公式サイトより「前橋唯一のパワースポット長壁様」
前橋東照宮に参詣の折は、長壁様に礼を失する事の無いよう注意しましょう!
小生は、霊験現かと聞いていろいろお願いしすぎた感がありますが・・・

公式ホームページはこちら↓
前橋東照宮


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