草津白根山の「湯釜」


湯釜【ゆがま】

群馬県草津町
温泉で有名なこの町。しかし温泉と関係しながらもスケールの違う日本一がある。

その名は「湯釜」


<登山口 ハイヒールでは難しいかも>
こんな↑感じで駐車場&レストハウスから登っていきます。


<ハイシーズンだとこんな感じ>

時間は20分くらいあれば充分だけど、とにかく標高が高いので寒いです。
だいたい2100mくらいだったと思う。半そで厳禁。最低長袖でもう一枚上にあればOK。
冬は完全に防寒装備しなかやだめでしょうけどね。
冬行けるかどうかはしらないけど(笑)



<登山道全景 火口の活動が激しくなると登山規制がかかる場合もあります。>



<道の途中には高山植物の女王「コマクサ」も見ることができます。>



<湯釜 風がないと、硫黄の香りがします>

一応、湖らしいんですけど・・・・泳げません。
なんと、日本一どころか世界一の強酸性カルデラ湖であるとのこと。
怖くて近づけねぇ(笑)
酸性度はPHでおそらく1前後で推移しています。
よくわかりませんが柵があり、近くまでいくのは特別の許可がないとダメとのこと。

写真の腕が悪いのは勘弁して欲しいのですが、実物はえれぇ綺麗です。
いや、これは見ないと損。すごいよ。

ってか、活火山らしいので、観測装置らしきものも見れました。
浅間に続いて噴火しなきゃいいけど・・・・



<湯釜全景 この写真は水位が低めの時の写真です>

湯釜の直径は約300m、水深約30m、水温約18℃くらいで年間を通じて水位は上下しています。
また、火山の活動状況により色が変わったり泡立ちがあったりします。

湖水はエメラルドグリーンないしそれに近い色です。
これは火山ガスに含まれる塩化水素や二酸化硫黄が水に溶け込んだ結果、硫酸(ないし塩酸)になった結果だと考えられています。
そして、その結果、水に溶け込んでいる鉄イオンや硫黄などの微粒子の影響で、特定の波長の太陽光が吸収されるためだと考えられています。
だもんで、ビーカーなどに組んでも透明な水にしかなりませんのであしからずw

酸性度のみならず、実際見た感想で、湯釜は火口湖としての美しさも日本一です!

湯釜の公式HPはこちら
http://www.kusatsu-onsen.ne.jp/cgi-bin/public/spot.cgi?id=16&t=2&c=2


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