草津の「温泉自然湧出量」


草津温泉【Kusatsu-Spa】

群馬県草津町
名泉としても日本一でも良いかもしれませんが、客観性の問題もありデータ的に日本一なものを紹介します

それは「日本一の温泉自然湧出量」
つまり「汲み上げないで勝手に沸いている温泉の量」が日本一
公式データによりますと、毎分35,000リットル以上。
1日だと、ドラム缶25万本分以上・・・確かに多ですな。


<草津の名実ともに中心である湯畑。これも源泉のひとつ>

主な源泉としては「湯畑」「白旗」「地蔵」「熱の湯」「綿の湯」「万代鉱」など
一応のメインストリームというか伝統というかは、湯畑・白旗あたりでしょうか?
特に白旗は開湯伝説につながる名称でもあります。


<白旗源泉。横にあるお宮は頼朝宮>

ところで、自噴(自然湧出)でない温泉の日本一はどこかというと、それは大分の別府のようです。
草津が毎分35000Lという事は、1日でおよそ50,000KLですね。
別府は1日およそ13万KLとのこと。
まぁ自噴でないので一概に比較していいかどうかはわかりませんが。


<地蔵源泉。小生が一番たくさん通った温泉が地蔵の湯でした>

一番新しい源泉は「万代鉱」でして、1970年頃に硫黄の鉱山から噴出しました。
噴出量や勢いは並大抵ではなく源泉地は危険すぎて現在立ち入り禁止。
源泉のPHも1.7とかなり強く、たくさん出すぎてて現在垂れ流し状態になっています。
垂れ流すといっても湯川に流れ込んで、そのまま吾妻川へINしています。


<町内を流れる湯川。当然温泉です。>

湯畑で採取される湯の花は土産物としても有名。
一時期、実際に湯畑で取れたものではないものが草津の湯の花として売られていまして公取に怒られました。
年間数千個しか作らず、3ヶ月に1度しか出荷されないので見かけたら即GETですね!
ちなみに、正真正銘草津の湯の花は、販売元が「群馬県草津町」になっていますので不安な方は確認を。


<夜の湯畑。ライトアップされたりして幻想的です。>

湯の花は中々手に入らなくても、草津ハップなら比較的入手が容易ですので、そちらもお勧めします♪
まぁ、どちらにせよ一部の浴槽では使用が難しい上、家中に硫黄の香りが広がりますけどw

三名泉としても有名な草津温泉、天下の名湯は名実ともに日本一(な部分があります)!

関連HPはこちら↓
湯LOVE草津


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