伊香保温泉の「温泉都市計画」
伊香保温泉【Ikaho-Spa】
伊香保温泉
万葉集にも歌われる歴史は古き温泉であり、温泉県である群馬の中でも知名度抜群の温泉地であります。
そんな伊香保にある日本一
それは「温泉都市計画日本最古の温泉街」
つまり、日本一古い温泉を中心とした街づくりがされた場所が、当地伊香保なのであります!
<伊香保名物 階段街>
上記の写真は、だいぶ上に登ったくらいの写真ですね。
伊香保神社の鳥居が見えています。
現在は365段
昨年(平成22年)の大改修で、今の段数になりました。
秘湯として知る人ぞ知る名湯ですね。
そんな石段街の階段を県道から昇り続けて、真ん中から少ししたくらいかな?
日本一を記念する立派な石碑が建っておりました。
<黒くてツヤツヤ♪ 第一号が誇らしい!>
おそらく正四面体であろう御影石(?)の石碑には立派に書かれていますね
『我国温泉都市計画 第一号の地』
完全に言いきってますw
側面には英語で理由が書かれています。
日本語説明は裏面
<第一号と書かれた面の反対側の面には理由がびっしり♪>
石碑の文面を書き起こしてみます
この石段温泉街は、戦国時代の末期、織田信長が天下統一をめざして武田勝頼と合戦した長篠の戦いの翌年である天正四年(1576年)に形成されました。 それまで、源泉地(湯元)付近にわずかな浴舎がありましたが、当時、近世伊香保温泉共同体成立の推進者達が、新たに、湯元より温泉を導き、石段を造って中央に湯樋を伏せ、左右に整然と区画されたそれぞれの屋敷に引湯いして、滝を配した浴場を作り、温泉宿を経営しました。 こうして石段坂を中心に、当時としては異色の温泉街が形成され、今日に至りました。 わが国第一号の温泉都市計画であり、先駆的役割を果たして参りました。 町制施行100周年記念 ―平成元年、伊香保町― |
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この文面では、なんか不十分な気が・・・
武田氏(武田勝頼主導かどうかはわかりませんが)が、温泉利用のために街づくりをしたという話だと思うんですけどね
石碑の文面を信ずれば「地元の有力者ががんばった」的な話に思えます
それはそれで、立派な話だと思いますね。
ただ、万葉の頃からの伝統は疑うべくもなく、上州では草津に並ぶ銘湯であることはだれしも否定できないことでしょう。
いろいろ情報は錯綜しますが、温泉街として整備された街として日本一の古さです!
伊香保温泉の観光情報はこちら↓
伊香保温泉観光協会