国道１４４号線
起点 群馬県吾妻郡長野原町（羽根尾交差点）
終点 長野県上田市（中央1丁目交差点）
群馬県内延長 約23.9km（重複区間含む）
重複路線 国道406号線
「ずらとだんべの境線」
古くは、信州街道（長野街道）とも言われ、中仙道和田宿（高崎）から、中仙道の脇往還の役割及び善光寺への参詣の道として整備されてきた歴史がある。
とは言っても、善光寺街道というものはまた別にあるので、この街道は、本当に脇の脇って感じだったんだろうか。
鳥居峠を境に上州と信州を隔てる街道で、ちょうど山の分水嶺にもなっている。
ややこしいのが、中仙道にも「鳥居峠」があって、両方とも長野県だから場所がしっかりイメージできないと混乱しそう。
群馬県側は緩やかだけれども、長野県側は急に長野方向に向かって下る事になるので、群馬から行くとあまり「峠」というイメージは湧かないかも。
起点となるのは、国道三起点である「羽根尾交差点」
＜羽根尾交差点の道路標識＞
＜拡大するとこんな感じ＞
＜国道三起点祈念碑＞
国道三起点、ここから西にずんずん進むだけである。
＜国道１４４号 スタートライン＞
群馬県内部分は、羽根尾交差点から500mほどが長野原町で、後はすべて嬬恋村。
嬬恋村役場までは、吾妻川及びJR吾妻線に沿って進むわけだけど、その最中もその後も、店舗や民家に挟まれながら、上り下りを繰り返し、田沢湖を右手に抜けるころには、ほぼ林の中。
ええ、何もないんです、この国道の両脇・・・
民家的なものと、その地域に住んでいる人のための店舗とかが多くて。
この国道から少し入ると、いろんなものがあるんですけどねぇ
・万座鹿沢口駅付近から、鬼押ハイウェイに入ると・・・
鬼押出し園
浅間火山博物館
天明の大噴火の際に村の９割の人口を火砕流で失ったものの、観音堂に逃げ込んだ１部の人だけ助かったという鎌原観音
・大笹の交差点から県道２３５号に入ると・・・
嬬恋高原ブルワリー（管理人が年に１度は足を運ぶピザ屋ｗ）
＜嬬恋高原ブルワリー駐車場から見た浅間山＞
パルコール嬬恋ゴルフコース
・バラギ高原/田代湖/鹿沢温泉周辺
鹿沢温泉＆新鹿沢温泉
高峰高原アサマ２０００スキー場（雪質はいいけど高原すぎて天気がいい日が少ない）
湯の丸高原スキー場（あまり混んでないのでとても快適）
バラギ高原パルコール嬬恋スキーリゾート（行った事ないです、スイマセン・・・）
・・・
決して国道144を馬鹿にしているわけじゃありませんよ！
いろんな観光地にアクセスするための大事な国道です！
んで、嬬恋村と長野県上田市の境目にある鳥居峠
＜鳥居峠にある碑＞
＜上の石碑のすぐ近くにある案内看板＞
「ずら」と「だんべ」の国境（←これは、多分、敢えて「くにざかい」と読むのだろうｗ）
・・・何かと失礼な気がしないでもないんですけど、まぁ、誰も気にしてないなら、それはそれでいいのかな・・・と。
この看板、「ずら」の方が立てたのか、「だんべ」の方が立てたのかだけ気になる次第でございますよ。