草津節あれこれ
上州群馬と言えば、温泉が有名です。
誰が何と言おうと有名です、はい。
で、温泉の中でもとりわけ上毛を代表する温泉と言えば、伊香保・草津・磯部等でしょうか。
霧積温泉とかも、まぁ有名ですけど。
そんな中で、江戸の温泉番付で東の大関(当時は横綱は名誉職のようなもの)に冠せられた天下の名湯である草津温泉。
当サイトでも関係する記事を取り上げているところです。
光泉寺 白根神社 石燈篭
草津温泉と言えば有名な名文句が「お医者様でも草津の湯でも、恋の病は治りゃせぬ」とかいうアレ
元ネタはよくわかりませんが、草津では「草津節」という民謡の中の一節で取り上げられています。
草津節は明治から大正にかけて出来たものだそうです。
地元ネタなので草津節は耳に良くなじんでいます。
ですが、歌詞はどうだったやらほら・・・と調べてみたら結構長かったと素直にびっくり(笑)
それに加えて「なんか草津節の他にもう一個あったな」と思って記憶をたどれば「湯もみ唄」
こちらも、歌詞は結構眺め(^^;)
おろ?
でも、草津節とかゆもみ唄とかいうけど・・・
アレ?
名物「ゆもみ」の時は「草津節」を歌っている気がするけど、どうなんだろう?
うーん・・・
結論 → 気にしない事としました(笑)
とりあえず、そんなこんなで調べてみただけでした。
最後に歌詞でも載せてみます。
ところで、民謡の歌詞って著作権あるのかな?
正直、無いと考えてますしネットで調べた限りでは無さそう
但し、実際に歌手が歌っている音声や歌詞をアレンジした作品として発表されているものはアレンジした者や歌手等に著作権が発生する場合もあるとか。
もし著作権上問題あれば連絡ください。すぐ消します。
草津よいとこ、一度はおいで、お湯の中にもこりゃ、花が咲くよ 草津よいとこ、里への土産、袖に湯花のこりゃ、香が残るよ 草津よいとこ、白根の麓、暑さ知らずのこりゃ、風が吹くよ 春はうれしや、降る淡雪に、浮いた姿がこりゃ、目に残るよ 草津よいとこ、夏来てみれば、軒端近くにこりゃ、四季の花よ 草津よいとこ、紅葉の名所、虹の流るるこりゃ、お湯の川よ 積もる思いと、草津の雪は、とける後からこりゃ、花が咲くよ 積もる話の、つきない内に、憎や時間湯のこりゃ、鐘が鳴るよ お医者様でも、草津の湯でも、惚れた病はこりゃ、治りゃせぬよ 惚れた病も、治せば治る、好いたお方とこりゃ、添や治るよ 明けりゃ湯煙、暮れれば湯もや、草津湯の町こりゃ、湯の香りよ チョイナチョイナは、何処から流行る、草津温泉こりゃ、湯もみからよ チョイナチョイナで、草津は明けて、もんだもんだでこりゃ、日が暮れるよ 忘れしゃんすな、草津の道を、南浅間にこりゃ、西白根よ 馬子の追分、浅間は焼けて、暮れる草津にこりゃ、湯の煙よ 浅間高原、六里を越せば、草津平がこりゃ、四里四方よ 浅間山ほど、胸をば焼けど、主は白根のこりゃ、峰の雪よ 湯もみ馴染みか、妹山背山、松のこの間をこりゃ、わらび狩りよ 草津よいとこ、紅葉の名所、紅の流るるこりゃ、お湯の川よ 朝の湯煙、夕べの湯もや、草津湯の町こりゃ、夢の町よ 錦織りなす、草津の広野、浅間の煙もこりゃ、あかね染めよ |
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草津恋しやよほほい、あの湯煙によ、浮いた姿がよほほい、目に残るとかよ 湯もみ馴染みかよほほい、妹山背山よ、松のこの間をよほほい、わらび狩りとかよ 馬子の追分よほほい、浅間は焼けてよ、暮れる草津によほほい、湯の煙とかよ 草津よいとこよほほい、夏来てみればよ、軒端近くによほほい、四季の花とかよ 草津よいとこよほほい、里への土産よ、袖に湯花のよほほい、香が残るとかよ 暑さ白根のよほほい、山風受けてよ、草津娘のよほほい、夕涼みとかよ 朝の湯煙よほほい、夕べの湯もやよ、草津湯の町よほほい、夢の町とかよ 草津よいとこよほほい、スキーの名所よ、自慢話もよほほい、お湯の中とかよ 錦織りなすよほほい、野末を見ればよ、晴れた浅間によほほい、煙立つとかよ 草津電車によほほい、飛び込む蛍よ、燃ゆる思いをよほほい、のせて行くとかよ 白根登ればよほほい、お花の畑よ、草津町にはよほほい、湯の畑とかよ 草津伊香保はよほほい、手の先届くよ、なぜに届かぬよほほい、我が思いとかよ 忘れしゃんすなよほほい、草津の道をよ、南浅間によほほい、西白根とかよ 湯もみ見たけりゃよほほい、草津へおいでよ、旅の疲れもよほほい、もんでやるとかよ |
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草津節で肝心な場所である「恋の病は治せぬ」とか言いながら次の節では「惚れた病も治せば治る」とかどんだけ(笑)
あと、湯もみ唄の方の「草津電車に〜」の場所はなんか聞き覚えある。
今は電車は走って無いけど、草軽電鉄の話だねこれは。
何にせよ、記憶をさかのぼると草津湯もみ唄は、たしか小学校の運動会のラストで保護者もそろってみんなで踊った気がする・・・
曲が流れれば今でも踊れるかも。